鉄砲伝来と国産化への年数

 昔から、鉄砲が種子島に伝わってどのくらいで国産化できたのかが話題になるのだが、鉄砲は天文12年(1543)伝わったとされている。
 その基となっているのが『鉄砲記』といわれている。
 これは慶長11年(1606)に禅僧・南浦文之が記述したもので、鉄砲の記述は次のようになっている。

 「長さ二、三尺、其の体たるや、中通り外直く、重きを以て質となす(中空で外見はまっすぐで重い)。その中常通と難も其底は密塞を要す。その傍らに一穴あり。火を通ずるの路なり。(略)妙薬を其の中に入れ、添ふるに小団鈆(えん)を以てす」。
 

 日本に刀鍛冶の技術があったため鉄砲は伝来後の約10年で国産化されたという。
 ただ、「妙薬(火薬)の調合法は完成するのは早かったといわれているが、銃身の底を密塞する方は、非常に苦労したといわれているのだ。

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