上杉謙信の「車懸りの陣」戦法

 前回は武田信玄の「啄木鳥戦法」についてUPしたが、今回は戦国武将の中でも信玄と双璧と云われている上杉謙信の得意戦法をUPしたい。

 彼の得意とする戦法というよりは、得意な「陣形」について述べたい。
 この陣形の特徴は、敵に息つく間も与えず波状攻撃をかける方法である。
 
 謙信と旗本が軸となって、各隊が放射型に並び、水車が回るように攻撃を仕掛けるのだ。
 これは、前線の隊が攻撃を仕掛けて引くと、すかさず後ろの隊が前に出て戦うという戦法だ。
 このやり方で次々と繰り返して攻撃を仕掛けるので、相手ににとっては常に力を十分蓄えた敵が攻めかかってくることになる。

 相手は、常に軍全体で戦い続けているので息つく間もない攻撃で疲労困憊(こんぱい)という形だ。
 相手にとっては堪ったものではないのだ。
 味方の方は、戦う部隊と一息いれた部隊が入れ替わって戦うことの繰り返しとなるので、突撃の際の圧力に差が出ることになるのだ。

 この「車懸りの陣」は謙信が得意とする陣形で、よく持ちいれたといわれている。
 前回信玄の「啄木鳥戦法」で述べた「川中島の合戦」であるが、計5回行われた4回目のことだ。
 この4回目の戦いが、信玄の「啄木鳥戦法」と「車懸りの陣」の一大決戦といわれ、また、信玄と謙信の一騎打ちとして後世に伝わるのだ。

 信玄は妻女山に陣を敷いた謙信軍の背後を攻撃、川中島に出てきたところを挟み撃ちにしようと考えていた。
 しかし、そこは名将謙信である。その動きを機敏に察知したので、夜の間に主力を率いて妻女山を下り、川中島の平地に「車懸りの陣」を敷いたのだ。
 そして、双方戦いが始まるのだが、自陣の圧力が弱まったと判断すると、謙信自ら愛馬に跨って前線に出て戦かい自軍の士気を高めたのだ。
 反対に信玄は、自慢の戦法の当てが外れ、主力隊は崩れ、挙句の果て本陣まで切り込まれるという苦戦を強いられることになるのだ。 
 
                     上杉謙信像
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                       信玄VS謙信一騎打ち像
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