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zoom RSS 明智光秀の連歌の話

<<   作成日時 : 2017/02/07 11:06   >>

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 先日、知人等と一杯飲みながら俳句の話をしていた。
 俳句につてはそれほど興味はないのだが、次第に話が逸れ始めて、光秀が本能寺の変を起こす前に「連歌」を通じてそれらしきことを口にしていたという方向に行ってしまった。
 みんな歴史が好きな連中なので自ずからその方向にいったのであろうが、それにしても皆博学なのには驚いたのだ。
 そこで今回は、この光秀の「連歌」のことについてUPしたいと思う。

 明智光秀の信長に対する謀反は色々と推測されているのだが、後年一番多く語られている私恨によるものとの説だ。

 この「連歌」のことなのだが、出陣の前に行う儀式みたいなものだと言われている。
 そして、光秀が「本能寺の変」で信長を討つ前に呼んだとされる「連歌」があまりにも有名なのである。
 だから歴史ファンは小生が改めて言うほどのことはない位良くご存じだろうと思う。

 天正10年(1582)に光秀は信長から「秀吉の援護をせよ!」と命令を受けた。
 当時の秀吉は中国の毛利氏と対峙していたのだが、攻略は困難を極め再々再四信長の出馬を要請してきていた。
 だが当時の信長も全国各地に手を広げていたので、おいそれと動くわけにはいかず、たまたま空いていた光秀に援軍に行けと命令したらしい。
 しかし、命令された光秀にとっては気分が良かろうはずはなかった。
 それは、秀吉が自分より身分として下位にいたことだ。
 その下位の秀吉の援軍だと言われたことは、秀吉の指揮を受けるということに繋がるので、光秀の気分は最悪だったに違いない。
 当時の武士にとって、これほど自尊心を気付付けられることは無かったろうと推察される。
 
 そして、この頃の信長の光秀に対するイビリ方が尋常ではなかったというのだ。
 例えば、信長が武田氏を滅ぼし時のことだ。
 信長は、武田氏滅ぼしたことで甲州と信州を治めることとなったのだが、その祝賀の時光秀が信長に対して「めでたいことです。われら年来の苦労が身を結びましたなぁ」と祝いの言葉を述べたことがあった。
 しかし、これが信長の燗に障ったらしく、「何を言うか!お前がどこで骨をおり、手柄を立てたのか!うぬぼれるのもいい加減にしろ!」と一座に居並んでいた家来集の前で散々殴ったというのだ。
 その他信長が光秀に対するイビリは相当あったということだが・・・今回は省く。

 光秀にとっては堪ったものではない。
 お世辞の一つでも言いたくなる状況でもあったのだが・・・逆の目に出てしまったのだ。
 だから秀吉の援軍命令とも重なって我慢の限界が来たと言っても良いのでは・・・と思うのだ。
 そして、本能寺に宿泊している信長を討つ決意を固めるようになる。

 光秀は出陣の準備をしながらも、頭の中で「信長を討つ」との思いが段々と募り、一応儀式である「連歌」会を催すことにする。
 場所は愛宕山の西の坊・威徳院であったが、招かれたのが連歌の第一人者と言われていた「里村紹巴(さとむらじょうは)、院生の行祐であった。

 そこで歌われたのが
    光秀の 「時は今 天が下しる五月哉」
    行祐は 「水上まさる 庭の夏山」
    紹巴は 「花落つる 流れの末をせきとめて」
 
から始まり、百句まで詠まれたという。

 この反逆は「愛宕山百韻の事件」とも呼ばれたという。
 
 光秀の句の、「時」とは土岐を示し、光秀が土岐氏の出であることから、光秀自身を指しているという。
 そして「天が下しる」は。天下を治めることだというのだ。
 ということは、゛土岐氏の光秀が、信長に代わって今こそ天下をとるときだ゛と歌ていると言うのだ。
 
 これから大きな戦いを控えている光秀の士気の高さと、納めるであろう獲物の大きさが良く表れているという解釈だ。

 ちなみにこの歌を聞いた紹巴は、光秀の決意を知り驚いたというが・・・さてその真相は?・・・如何なものか。

 マァ、小生の思いは、後世の後付けではないかと思っているのだが・・・・

 
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                     明智光秀
 
 
 
 



 
 
 

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