武田信玄の「啄木鳥戦法」

 戦国武将の中での武田信玄は、戦上手で知られている。
 今日は、この信玄が得意とした「啄木鳥戦法」について述べたい。

 まず、この「啄木鳥戦法」とはどういう戦いなのだろうか?
 これは、敵前で、軍を引く様に見せて相手を誘い出すという戦法であり、そして、誘い出した敵の背後から攻撃を仕掛けるというのである。
 敵は、今まで目の前にいた敵が退却し始めたので、そちらの方に気を取られている隙を狙われることになる。

 啄木鳥戦法は色んなパターンがあるのだが、別働隊に敵の背後を攻めさせ、追い出されて出てきたところを本隊と挟み撃ちにするのもある。

 そもそもこの啄木鳥という鳥は、嘴で穴の反対側を叩き、虫が驚いて出てきたところを食べるというところからあみだされた戦法である。

 この戦法の発案者は、山本勘助または馬場信房といわれているが定かではない。
 そして、この戦法を初めて取り入れたのが、北条氏康と戦った永禄12年(1569)のことである。
 この戦は数か月も膠着状態が続き、なかなか決着がつかなかったのだが、信玄がこの「啄木鳥戦法」を取り入れたところ激変し、あっさりと勝利をおさめたのだ。

 もう一つの例は有名な「川中島の戦い」である。
 信玄と上杉謙信双方の戦いは川中島で計5度にも及んでいるのだが、4回目の戦いのときに信玄がこの戦法を使っている。
 信玄は、一気に決着をつけようと隊を二つに分け、一隊を妻女山に居る上杉軍の背後に回して夜討ちを掛けさせ、もう一隊を信玄自ら率いて川中島に待機し、上杉軍の退路を絶とうとしたのだ。
 しかし、これは名将といわれた謙信が見破り、夜のうちに川中島に下りて陣を敷いてしまった関係で以後苦戦を強いられることになるのだ。

                      武田晴信(信玄)像

 
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