戦国時代、合戦時の農民は・・・

 イザ合戦となれば、武士達は戦場に駆けつけることになるが、その時農民たちはどうしていたのであろうか?
 これは人それぞれであるが、ある程度の人数は、招集を受けて合戦に参加した。
 
 一方、合戦に行かない農民たちは、普段どおりの仕事をしていたが、自分達が住む村付近が戦場になりそうなときは、近くの山に避難したのである。
 財産は、屋外の木陰などに穴を掘って埋めておくのである。
 そして、合戦が始まれば、山の上から高見の見物となる。

 また、大軍が押し寄せてきて、身を寄せるところが無くなった場合は、領主の住む城が逃げ込み先となるのであった。

 戦国の城は時代を経るにつれて巨大化していくが、これはイザという時の農民たちの逃げ込み場という意味もあったのである。

 合戦が終われば、農民たちは村に戻るのであるが、その前に一稼ぎすることも多かったらしい。
 戦死した武者から鎧や兜、武器、金銭などを奪い、これを商人や専門の職人に売って、換金したのである。

 また、落ち武者狩に出かけ、倒した落ち武者から、これまた武具や金品などを剥ぎ取ることもあった。
 これには、農村を荒らされた仕返しの意味もあったという。
 
 あの明智光秀も、最後には落ち武者狩にあって命を落としているのである。
 (参考~歴史の謎研究会書他)

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